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カニ情報
■紅ズワイガニ[十脚目(エビ目) - 短尾下目(カニ下目) - ケセンガニ科 - ズワイガニ属]
紅ズワイガニ
見た目

名前の由来は、茹でなくても既に紅いことから来ています。
全身が暗赤色をしており、甲は膨らみがある三角形で、オスが脚を広げると70cmを超える場合もあります。
オスの甲幅は最大14cmで、メスはその半分ぐらいの大きさです。 甲羅に付着している黒い粒は寄生虫では無く、カニビルの卵です。 これが付いていると実入りが良いと言われていますが、それは脱皮後に長い時間が経っていることが証明されるので、 脱皮して間もないスカスカ状態では無いと言うことです。
ただ、黒い粒が付いて見た目が悪いので、値が下がることを恐れ、「身入りのいい証拠」と言っている説もあります。
旬の時期

1年中
地域

山陰地方~北陸~北海道、世界中
種類

かに類
サイズ

甲幅14センチ、70センチ
カニ味噌

金額(キロ)

5千円以下
解説

ズワイガニが200~600mにいるのに対して紅ズワイガニは500~2500メートルの深海に生息しています。
親ガニまで成長するのに約8年かかり、合計11回の脱皮を繰り返します。
ズワイガニに比べて成長が遅いのは、冷たい深海のためエサが少なく、大きくなるのに時間がかかるためと考えられます。

ズワイガニと同じように身には甘みがありますが、水分が多いので水っぽい感じがします。

紅ズワイガニという名称は、ズワイガニが茹でて赤くなるのに対し、もともと赤いことから付いています。 実入りが少ないため、揚げたり鍋にしたりして食す他に、つみれや缶詰などに加工されることが多いです。

殻からはキトサンがとれ、医療や健康食品へ利用されています。 国内での漁獲量は6,000トン前後、国外からの輸入は60,000トンと国産の10倍にもなるため、加工品はほとんど輸入物です。

※ズワイガニと紅ズワイガニの違い
紅ズワイガニズワイガニ
漁法かにカゴ漁底曳き網漁
生態水深約500m~2,500mの深海水深約200m~400m
漁期9月~6月オス:11月~3月、メス:11月~1月
■ワタリガニ[十脚目(エビ目) - 短尾下目(カニ下目) - ワタリガニ科 - ガザミ属]
ワタリガニ
見た目

甲幅は15cmを超える大型のカニです。オスはメスより大きく、甲羅の背面は黄褐色、甲羅の後半部分や爪、脚などは青みがかっており、白い水玉模様がある。 これらは敵の目をあざむく保護色となっています。腹側は白色です。
30㎝を超えるような超大型のものは高級品として扱われます。
旬の時期

6月~11月
地域

世界中
種類

かに類
サイズ

甲幅15センチ
カニ味噌

金額(キロ)

2千円前後
解説

ワタリガニの産卵6月~11月で、身がつまった状態で美味しく頂けるのは、秋以降になります。
足は細いので、食べる肉はほとんどありません。胴体に付いている肉を食べるようになりますが、味はとても美味です。
オスは肉を楽しみ、メスはカニ味噌を楽しめます。夏場の方が狩りやすいため、この頃に最も売りに出されることが多いです。
旬は秋から冬です。蟹肉やカニ味噌はもちろん、メスの卵巣(内子)も美味しく、特に、秋から冬にかけての卵巣を持ったメスは別格に美味しいと言われています。

よく縛ったまま茹でたりするのは、生きた個体を熱湯に入れると、苦しさのあまり自切して脚がバラバラにもげてしまうためです。
■花咲ガニ[十脚目(エビ目) - 異尾下目(ヤドカリ下目) - タラバガニ科 - タラバガニ属]
花咲ガニ
見た目

甲幅・甲長とも15cmほどで、甲殻類としては大型ですが、タラバガニほどではありません。
甲は後部中央が少しへこんだハート型、体にはタラバガニよりも長いトゲが有り、脚は太く短いです。

和名の「花咲」は、漁獲地となっている根室の地名「花咲」に由来するとする説が有力ですが、
茹でたときに赤くなって花が咲いたように見えることからそう呼ぶとする説もあります。
また、コンブの生えている海域に生息することから、コンブガニの別名もあります。
旬の時期

9月~11月
地域

ベーリング海からオホーツク海沿岸、サハリン、千島列島で、北海道周辺では納沙布岬から襟裳岬付近の太平洋側
種類

やどかり類
サイズ

甲長15センチ
カニ味噌

金額(キロ)

6~8千円前後
解説

漁獲地は、近縁のタラバガニ、アブラガニと比べると狭く、分布する水深も200m程度までと浅いところになります。
こちらはヤドカリの仲間なので、足肉を楽しむようになります。
脚が太く、身のプリプリとした足肉を、塩ゆでにしたり蒸したりするだけでなく、殻をダシにした「鉄砲汁」も絶品です。

ただし足肉にも油分が多く、味が濃厚であることから、とくに刺身など生で食べる場合は好みが分かれます。
塩焼、塩茹でなど、火を通して食べることをお勧めします。
カニ味噌も油分・水分が多く生臭さがあるため、通常は食用に用いられません。

北海道の花咲半島近辺で多く収穫されるため、花咲ガニと呼ばれています。旬は夏から秋とされています。